2015.11月号vol.7

歯周病と脳血管疾患の関係

上のグラフのように、脳血管疾患による平成23年の死亡数は12万3867人で、死亡総数の9.9%を占め、死因順位は第4位となっています。

脳血管疾患には様々な要因がありますが、近年では歯周病との関連も報告されています。

歯周病菌が口腔内から体内へ移動し、血管に入り込んでしまう事が原因とされています。

そして、歯周病の人はそうでない人の2.8倍も脳梗塞になりやすいというデータもあります。

特に血圧、コレステロール、中性脂肪が高めの方は、脳血管疾患予防のためにも歯周病の予防や治療は、より重要となります。

歯科医院で歯のクリーニングをする事は、お口の健康だけでなく、全身の健康にも繋がります。

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2015.11月号vol.7

11月8日は「いい歯の日」

皆さんは、『8020運動』をご存知でしょうか?

これは、1989年より厚生省(当時)と日本歯科医師会が推進している「80歳になっても20本以上自分の歯を保とう」という運動です。

20本以上の歯があれば、食生活にほぼ困らないと言われています。

そのため、「生涯、自分の歯で食べる楽しみを味わえるように」と願いを込めてこの運動が始まりました。

8020達成率は、運動開始当初は7%程度(平均残存歯数4~5本)でしたが、2007年には25%を達成しています。

2012年に発表されたデータでは38.3%となりました。

8020達成の為には、日頃の歯磨きと歯科定期検診や、治療後のお口のメンテナンスが大切です。

もうすでに自分の歯が20本も残っておられない方も同様に、歯科医院で最適な入れ歯をつくり、定期的にチェックをする事で、楽しく食事ができます。痛いところを治す歯科治療も大切ですが、皆様の健康を維持する、守る歯科医療が最も重要と考えます。