2016.9月号vol.17

全身医療と歯科治療

皆さんは、BP製剤(ビスフォスフォネート製剤)をご存知でしょうか?

BP製剤は、「骨粗鬆症」「老人骨折」「骨転移のがん」などの治療多く処方されており、超高齢社会に入った日本では、高齢者の重大な骨折を防ぐ目的から処方される場合もあります。

日本には、1,300万人の骨粗鬆症患者がいると推測されており、そのうち100万人以上の方がBP製剤の処方を受けています。

BP製剤は、骨粗鬆症治療薬として有用であり世界中で使用されていますが、歯科治療と大きな関わりがあります。

BP製剤を服用されている方は、歯を抜く治療や、他の外科的治療を行った後に骨が上手くつられず顎骨壊死(骨が腐る)を起こす場合もあります。

歯科治療と全身医療は、関連性があることから、歯科治療を受診するときは、現在服用している薬を伝えることや、お薬手帳を見せる、患っている病名を正しく伝えることが大切です。