2017.6月号vol.26

重度の歯周病にならないために

歯周外科治療は、重度に進行してしまった歯周病に対して行う外科的治療で、歯ぐきなどの歯周組織の再生や、メンテナンスをしやすくすることで、歯周病の改善や安定を目的とする治療です。

歯周病は、20歳頃から感染していき、その後約20年も口腔内に潜伏し、40歳頃に発症するケースが多いと言われています。

感染の原因は、キスなどの直接的な感染や、食事中のお箸などから間接的に感染する場合が多いため、同居している家族から子供や孫に歯周病が広がっていきます。

重度の歯周病の方は、多くの歯周病菌を持っていることになります。

また、歯周外科治療後は、歯科医院でのメンテナンスを受けないと約9割の方が再び歯周病が進行するという報告もあります。

特に、喫煙はお口の健康状態を悪化させる大きな要因になることから、歯周外科治療を受けても、喫煙を継続した場合は、その改善が難しくなります。

日頃から歯科医院で定期的にメンテナンスを受診することで、歯周病の進行を抑制し、お口の健康的な環境バランスを維持することが大切です。