2017.7月号vol.27

お口の悩みの原因は、癖!?

先月号の「きらら通信6月号vol.26」では、函館で開催されたセミナーへの参加の報告とともに、日常生活の中で無意識にとる癖が、噛み合わせに悪影響を与えることをお伝えしました。

歯やアゴに悪い影響を与える癖には、歯ぎしりや、くいしばりは当然ですが、他にも多くあります。

頬杖(ほおづえ)や、うつ伏せ寝、頬に手を当てて寝る、寝ながら枕などにアゴを乗せて頭を支える体勢で読書、唇を噛む、唇を口の中へ巻き込むなどがあげられます。

歯は、弱い力でも日常的にかかることで移動してしまうため、癖によって、歯並びが悪くなることがあります。

また、長年これらの癖を続けてしまうと、顔の歪みや、体全体のバランスを崩してしまうこともあります。

お口に問題が出たときに、その原因が悪い癖によるものであれば、ただ歯の治療をしても、癖が改善されていないと再び繰り返される可能性があります。

当院では、来院された皆さまの症状を根本的な原因まで追求し、これからの生活が、より健康につながる歯科治療をお届けします。

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2017.7月号vol.27

歯が折れた!抜けた!ときの対処

突然の事故などで、「歯が折れた・欠けた・抜けた」という経験をされたことはありますか?

このような状況になったときは、ビックリしてしまいどうしたら良いかわからなくなると思います。

「歯が折れる・欠ける・抜ける」要因は、日常の中でいろいろありますが、特に部活など運動中や、友達と遊んでいるときに人や物と接触したときに起こる事が多くあります。

このような状況になったときには、まず早急に歯科医院に行くことが大切です。

歯が完全に抜け落ちたときは、抜けた歯になるべく触らないようにして、歯を牛乳の中に浸けてお持ち頂けると元に戻せる可能性が上がりますが、牛乳がない場合は、ツバなどをつけて乾燥をさせないようにお持ち下さい。

歯を絶対に、こすらない事も重要なポイントです。

歯が折れた場合も、折れた歯をお持ち下さい。

また、接着剤での応急処置は絶対にしないで下さい。

歯の外傷は、突発的な事態が多く避けることは難しいですが、適切な対応をとる事が重要です。

2017.7月号vol.27

生活習慣病の連鎖メタボリックドミノ

今年になってからの「きらら通信」では、毎月「歯周病と全身健康」の関わりを掲載し、歯周病は、糖尿病・脳梗塞(脳血管疾患)・心筋梗塞・誤嚥性肺炎・早産を引き起こす要因になることをお伝えしてきました。

歯周病は、初期の段階では自覚症状も少なく、直接、命に関わる疾患ではないため、軽く考えられている方も多くいらっしゃいます。

慶應義塾大学内科学教授の伊藤裕先生は、歯周病やムシ歯が関係するメタボリックドミノという生活習慣病の負の連鎖を提唱しています。

『メタボリックドミノ』は、突然大きな疾患が起こるわけではなく、

小さな疾患が積み重なる危険性、各症状の関わり方と発症時期、疾患の連鎖反応を重視した一つの図にしています。

下の図では、う蝕(ムシ歯)や歯周病などによって、噛む機能の低下や細菌が全身に影響を与え、病気に繋がることを表しています。

生活習慣病など大きな疾患と切り離されたイメージを持たれている『歯科』ですが、予防医療の先端にいることからも、当院は、予防歯科を広げ、皆様の健康に貢献していきます。