2017.8月号vol.28

とくダネ!で特集 歯科の衛生管理

皆さんは、朝の情報番組「とくダネ!」をご覧になられていますか?

7月5日(水)の放送では、「歯科の消毒・滅菌」について特集があり、私も、録画で番組を拝見しました。

番組では、特に「歯を削る機器(タービン)」の衛生管理と、私たちが治療の際に装着するグローブの交換について放送されていました。

番組の調査では、約5割の歯科医院が、使用後のタービンをアルコールで拭くだけで滅菌処理をしていないという結果に私も驚きました。

当院は、2015年の開院から、患者様が安心して通院できるための衛生管理や、医療機関の責務として、厚労省が定める医療機関の衛生ガイドラインよりも、厳しいヨーロッパに合わせた衛生管理を基準にしています。

「歯を削る機器(タービン)」は、専用の滅菌工程により、一人の治療が終了すると、すぐに回収し、

①タービン内部洗浄→②専用滅菌器による滅菌処理→③衛生保管

と、なっております。

また、グローブにおいても、当然ですが患者さんごとに必ず新しいグローブを装着しています。

出来るだけディスポ(使い捨て)を導入し、機器や器具はそれぞれに適した滅菌処理を実施しています。ご安心下さい。

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2017.8月号vol.28

ムシ歯の再発 二次カリエス

ムシ歯のことを専門的に『カリエス』と呼ぶことをご存知でしょうか?

そして、治療した歯が、再びムシ歯になることを『二次(にじ)カリエス』と言います。

数年前に治療した歯の、被せ物や詰め物が取れてしまって歯医者さんに行ったという経験はありませんか?

被せ物や詰め物が取れてしまう多くは『二次カリエス』が原因です。

二次カリエスは、歯の表面から新しくムシ歯ができているのではなく、銀歯の下で再びムシ歯になっているのです。

治療した歯が、なぜ再びムシ歯になってしまうのか?という疑問を持たれる方もいると思います。

ひとつの要因として、銀歯と歯の『接着』があげられます。

セラミック素材と歯はしっかり接着し、二次カリエスになりにくいのに対し、銀歯と歯は厳密には接着しないことで銀歯と歯の隙間からムシ歯菌に侵入されてしまいます。

二次カリエスを予防するためにも、日頃の歯磨きや、フロス・歯間ブラシの使用、定期的な歯科メンテナンスの受診に加え、二次カリエスのリスクを抑えることができる治療を選択することが大切です。

2017.8月号vol.28

残存歯数と歯科メンテナンスの関係

当院は、「痛くならない為の歯科医院」を目指しています。

それは、いかにムシ歯や歯周病を発症させないか、という事に重点を置いて診療していく事になります。

ムシ歯や歯周病を予防していくためには、歯科メンテナンスがとても重要になります。

『メンテナンスを受診されている人』と、『お口に問題が起きた時だけ受診する人』では、将来の残存歯数に大きな差が生まれます。

欧米諸国では約70%の定期メンテナンスの受診率ですが、日本では10%未満という報告が上がっています。

大切な歯を守る為には、毎日の歯磨きやフロス(歯間ブラシ)は、もちろんですが、歯ブラシなどでは、取除くことが難しい汚れや細菌を歯科メンテナンスによってお口を衛生的な環境にし、維持していくことがとても重要です。

歯科メンテナンスは、ムシ歯や歯周病を予防し大切な歯を守る事につながります。