2019.10月号vol.54

大切なセルフケア

現在は、むし歯や歯周病の予防意識が高まり、歯科医院でお口のメンテナンスを定期的に受診されている方が増えています。

一方で『歯科医院でメンテナンスを定期的に受診しているから大丈夫!』という安心感から、毎日の歯磨きなどのセルフケアを怠ってしまう方も目立つようになりました。

歯科医院でおこなうメンテナンスは、歯科医師や歯科衛生士が専用の器材を使用し、日頃の歯磨きよりも効果的にお口を衛生的な環境にすることが出来ます。

しかし、お口の健康を守るためは、正しく正確に毎日のお口のケアをすることが欠かせません。

自分自身のお口の問題箇所や特徴を理解することで、磨けていない箇所や気をつけるべきポイントを効果的に衛生な環境にするためのセルフケア技術の向上が大切です。

当院では、一人ひとりの患者様に合わせたセルフケアをお伝えし、健康なお口を守り続ける歯科医院を目指します。

2019.10月号vol.54

ビタミンで口内炎対策

食事や会話をするときに痛みを与える「口内炎(こうないえん)」ができてしまった経験がある方は多いと思います。

一般的な口内炎は、正式には「アフタ性口内炎」といい、頬(ほほ)の内側や歯ぐきなどの粘膜におこる炎症です。

口内炎の原因には様々な要因がありますが、原因の一つになるのが栄養摂取状態で、ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCには、「アフタ性口内炎」の予防効果や治りを早める効果があります。

ビタミンB2・ビタミンB6・ビタミンCには、粘膜の修復効果や細菌への抵抗力を高める働きがあり、『ビタミンB2』には、新陳代謝を高める効果もあります。

また、『ビタミンB6』には疲労を回復する効果や、肌荒れを改善する働きもありますが、妊婦さんや頻繁に飲酒する方は不足しがちになる傾向もあります。

『ビタミンC』は、ストレスによる抵抗力を高める効果もあり、美容や健康に良いといわれています。

毎日の食事の栄養から、口内炎対策を含め様々な効果が期待できます。

2019.10月号vol.54

イクラは痛風の原因になる?

痛風(つうふう)という疾患をご存知の方は多いと思います。

痛風は、血液中の尿酸という物質が多くなることで、関節内に尿酸の結晶をつくり、足の指などに激しい痛みを感じる関節炎を起こす病気です。

痛風になられた方は、美味しいものを食べすぎ、ビールの飲み過ぎ、魚卵の食べ過ぎなどと言われていますが、少し誤解があるようです。痛風の原因となる「尿酸値の上昇」は、食習慣・飲酒だけではなく、遺伝的要因やストレス、薬剤の影響、腎機能低下や血液の病気が影響することもあります。

痛風の原因となる「尿酸値の上昇」の要因となる『プリン体』は魚卵に多く含まれていると言われていますが、魚介類を比較すると、食材100gあたりのプリン体は、

【いわし:約210mg】【エビ:約195mg】【マグロ:157mg】で「いくら」は約3.7mgしか含まれていません。

また、尿酸値を抑えるためには、ジョギングやウォーキング、水泳などの有酸素運動が有効です。

現代では、健康について様々な情報が溢れていますが、正しい知識を得ることが大切です。