2021.6月号vol.74

SJCD年間コースセミナー第1回目

4月10日(土)11日(日)は、日本トップクラスの歯科医師勉強会グループ SJCD が主宰する年間コースセミナーの第1回目に参加しました。

SJCD(Society of Japan Clinical Dentistry)は、臨床歯科医学の基礎の確立と、最新歯科技術の習得・研鑽・医術の向上だけでなく医療人として人格形成に努力し、口腔健康を通じて全身の健康に寄与することを目的とするスタディーグループです。

この年間コースは、来年3月まで毎月2日間に渡り開催され、診断から歯周病治療、噛み合わせ治療、審美的治療、矯正治療、インプラント治療など幅広い歯科治療分野を理論と実践で学ぶことが出来ます。

今回の第1回目では、理想的な歯科治療につなげる為にも重要な「口腔の総合的診査・診断」と「治療計画の立案」についての講義のほか、実習も行いました。

この年間コースセミナーに参加された高い志を持った約20名の歯科医師と共に、これから1年間の学びを通して、理想的な歯科治療の実現に向けて歩んでいきます。

2021.6月号vol.74

歯は神経も血管もある大切な臓器

「歯の神経」と聞くと、歯の中を1本の線が通るようなイメージを持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、歯の神経の形は個人差があり、とても細く複雑な形となっています。

歯の神経は、痛みや温度などの感覚を伝達する大切な役割があります。

また、歯の神経には、いくつもの毛細血管が繋がっており、この毛細血管が歯に栄養を届けています。

歯に痛みを感じる原因には、むし歯のほかに、噛み合わせの問題や間違った歯ブラシ方法があります。

大きなむし歯によって、むし歯菌が神経の近くまで到達すると、歯の神経を取る治療を行い、神経を取った部分に専用の材料を入れて封鎖する処置をします。

神経を失った歯は、同時に毛細血管も失うため「失活歯(しっかつし)」と言い、見た目は通常の歯でも、栄養は届かなくなるため、最終的に歯を失うリスクも上がってしまいます。

歯は、神経も血管もある臓器の一つという意識を大切に、毎日のセルフケアと定期メンテナンスをはじめ、問題を感じた場合には早期受診で口腔健康を守りましょう。

2021.6月号vol.74

お詫び

先月、当院スタッフ1名に新型コロナウイルス(COVID-19)感染者が出たことにより、通院されている皆様に大変なご迷惑、ご心配をおかけしましたことを改めてお詫びいたします。

スタッフ1名に感染者が出てしまったことで、翌日には私(院長山本)はじめ当院スタッフ全員がPCR検査を受けました。

検査結果としては、ほかのスタッフ全員は陰性で、保健所からは院内感染対策の面からスタッフ・患者さんに「濃厚接触者はいない」という判定も頂きました。

しかし、通院される患者さんの安全性、地域医療を担う立場としての判断から5月12日午後から5月18日までは休診とし、感染対策を十分に行なったうえで、安全性が確認され次第診療を再開することにしました。

感染したスタッフが担当していた患者さん一人一人にご連絡をした際には、皆様の日常を脅かしている状況にも関わらず、厳しくもありがたいお言葉のほか、励ましや応援の言葉もたくさん頂きました。

このような素晴らしい方々の健康をお預かりしていることの責任と感謝の気持ちを改めて実感し、当院としても厳しい状況の中で大きな勇気を頂戴し、本当にありがとうございました。

スタッフ一同、医療人としての行動の在り方をもう一度考え、地域の健康に寄り添える歯科クリニックを目指していきたいと思います。

皆様には、ご理解とご協力をいただきましたこと、改めて感謝するとともにお詫び申し上げます。

院長 山本 崇