2021.7月号vol.75

世界基準で学ぶ歯科衛生士セミナー

6月16日(水)は、毎月実施している歯科衛生士ミーティングの時間を利用して、歯科衛生士オンラインセミナーを院内で受講しました。

このセミナーは、毎月全7回のコースで行われ、歯科衛生士として世界基準の歯周病治療について学びます。

第1回目の今回は、歯科衛生士の視点からの歯周病治療と概念についての講義を受けました。

歯を失う原因で最も多いのが歯周病ですが、歯だけではなく全身の健康にも深い関わりがあります。

歯周病は、心筋梗塞や脳梗塞、認知症などと関係がありますが、特に糖尿病との関係は深く、世界的にも注目されています。

セミナーでは、様々なデータや治療モデルをもとに、歯周病のメカニズムや具体的な治療経緯を学ぶことが出来ました。

当院は、世界基準の歯科医療を学び、地域の健康に貢献できる歯科クリニックを目指しています。

2021.7月号vol.75

金属資源高騰による銀歯への影響

数年前にむし歯治療で銀歯を入れたときと比べて、治療費が高くなっていると感じた方はいないでしょうか?

銀歯は、その名の通り「銀」で作られていると思われる方も多いと思いますが、その成分は金12%・銀46%・パラジウム20%とその他銅や亜鉛が含まれています。

多くの金属を加工し作られている銀歯ですが、それらの金属は限りある資源として世界情勢、自動車産業などの影響により急激な高騰が続いています。

特に、金やパラジウムは2016年頃から異常な値上がりを続けており、15年ほど前に比べると約5倍の価格となっています。

保険が適用される銀歯は、相場に合わせて定期的に治療費が改定されており、国によって定められた治療費は、全国の歯科医院で同じ治療費になります。

治療費について不安がある場合は、お気軽にお尋ねください。

2021.7月号vol.75

先進国での銀歯

毎年、花粉症に悩まされる方も多いのではないでしょうか?

日本人の3人に1人は何らかのアレルギー症状を持っていると言われており、花粉症などアレルギーの患者数は増加傾向にあります。

アレルギーは、花粉や食べ物など通常であれば問題がないものに対して免疫系が過剰に反応し、身体に様々な症状を引き起こしてしまう免疫機能障害です。

歯科治療において注意しているアレルギーは、麻酔薬や処方するお薬などがありますが、最近では「銀歯」が原因となる歯科用金属アレルギーの方が増加傾向にあります。

『銀歯』が原因の金属アレルギーの症状は、銀歯の近くの粘膜や口腔内全体が荒れた状態になったり、手や足の皮膚の荒れなどがでる場合もあります。

日本では一般的な銀歯ですが、ドイツやスウェーデンをはじめとする国では、口腔内での使用を禁止する法律や、使用を推奨しないと勧告している国が多く、アメリカなどでもほとんど使用されていません。

健康を守る歯の治療法を選択することがとても大切です。