2021.9月号vol.77

口腔がんを早期発見するメンテナンス

歯ぐきや舌など、口腔内の歯以外を口腔粘膜と言い、口腔粘膜には細菌の侵入を防いだり、痛覚、触覚、温度覚を伝える役割や、免疫的防御機能も担っています。

口腔粘膜の病気でイメージが強いのは「口腔癌(こうくうがん)」ではないでしょうか?

口腔癌は、大きく進行するまで痛みが出ないこともあり、初期の段階では口内炎に似ていることから、本人が自覚するまでに時間がかかる場合が多くあります。

世界的にみると、先進国では口腔癌での死亡者数は減少傾向にありますが、残念ながら日本においては増加傾向となっています。

先進国において、日本では歯科定期メンテナンス受診率が低いことが、口腔粘膜異常の発見が遅れる大きな要因となっています。

当院では、初めて来院された方や定期メンテナンスで来院された方への検査として、むし歯や歯周病だけでなく口腔粘膜の状態も診査し、口腔粘膜に問題がある場合は口腔外科専門医院と連携することで、早期発見、早期治癒に努めています。

2021.9月号vol.77

第3回歯科臨床年間コースセミナー

7月10日(土)11日(日)は、日本トップクラスの歯科医師勉強会グループ SJCD が主宰する年間コースセミナーの第3回目に参加しました。

この年間コース1回目については、きらら通信6月号でお伝えしておりますが、口腔の総合的診査・診断や治療計画について学び、

2回目は、歯周病概念や歯周病の外科治療について学びました。

今回は、咬合器という人の噛み合わせを再現できる機器を使用して、咬合(噛み合わせ)理論とともに咬合臨床について新たな知識と技術を得ることができました。

噛み合わせに問題があると、顎の痛みだけでなく、特定の歯に過度の力がかかることで歯が痛くなることもあり、その状態が長期間続くことで歯や歯の根が割れてしまう場合もあります。

むし歯や歯周病のように細菌が原因となって歯を失うことが注目されますが、噛み合わせのように口腔内の力のバランスを整えることも、歯科医療では欠かせない分野となります。

当院では、治療だけでなく、噛み合わせに注意が必要な方については、定期メンテナンスの際などに噛み合わせのチェックも行なっています。

2021.9月号vol.77

大谷選手とマインドマップ

現在、メジャーリーグで二刀流として大活躍をしている大谷選手は高校時代に「8球団からドラフト1位指名」という目標を立て、その目標に向かうために必要なことを図にしていました。

このような図をマインドマップなどと呼びますが、近年では多くの企業でも取り入れられています。

マインドマップは、1960年代にイギリスのトニー・ブザンが考案したもので、頭の中にある思考や連想されていくことを「見える化」するための仕組みです。

マインドマップは、創造性を高め、記憶や学習、発想などに高い効果を発揮すると言われており、一目で自分のやるべきことが把握できるツールのため、仕事や勉強だけでなく私生活でも活用できるのではないでしょうか。

マインドマップは、もちろんノートに手書きで作成することもできますが、作成を分かりやすく進めることができる無料アプリもたくさんありますので、目標がある方や考えがまとまらない課題がある方は、是非お試しください。