噛み合わせを追求し健康につなげる
10月29日(日)に、私が所属する「日本顎咬合学会(にほんがくこうごうがっかい)」の北海道支部学術大会に参加しました。
「咬合(こうごう)」とは、「噛み合わせ」のことで、本会では、咬合学を基盤とした歯科口腔臨床を追求していく為の活動を行なっています。
現在は、全国約8,681名の会員が在籍する大規模な学会です。
「噛み合わせ」というと、上の歯と下の歯が噛み合わさることをイメージする方も多いと思いますが、歯科医療において、噛み合わせは様々な治療・歯や全身の健康を守ることに深く関係しています。
たった一本の歯の治療でも、噛み合わせをしっかり調整していなければ、その歯だけではなく、周辺の歯や、顎(あご)、筋肉に影響を与えてしまう場合もあります。
今回の学会では、咬合歯科治療を追求している歯科医師の貴重な講義を受けることが出来ました。
全ての学びを学びで終わりにするのではなく、日々の診療に活かし、患者様の健康に繋げるためにも、より深く勉強していきたいと思います。